2026年現在、MLBシカゴ・カブスで圧倒的な存在感を放つ「投げる哲学者」こと今永昇太選手。横浜DeNAベイスターズ時代からメジャー挑戦、そして近年の契約更新にいたるまで、その卓越したピッチングはもちろん、破格の年俸や複雑な契約詳細にも高い注目が集まっています。本記事では、DeNA時代からの年俸推移、カブスとの契約の全貌、そして2026年最新の動向までを徹底的に網羅・解説します。
【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:DeNA時代の堅実なアップから一転、2024年のメジャー挑戦時には4年総額5,300万ドル(約80億円規模)の大型契約を締結。
- 要点2:カブス1年目に圧巻の投球を披露し、サイ・ヤング賞投票で上位に入るなど出来高や評価を急上昇させた。
- 要点3:2026年シーズンは球団の提示したクオリファイング・オファー(QO)を受け入れ、年俸2,202万5,000ドル(約34億円)でカブスでプレー。
DeNA時代から始まったプロキャリアと年俸の軌跡

福岡県北九州市出身の今永昇太選手は、駒澤大学を経て2015年のドラフト1位で横浜DeNAベイスターズに入団しました。プロ初期の契約金は1億円、推定年俸1,500万円という条件からのスタートでした。
DeNAでの実働8年間で、チームのエースとして抜群の安定感を発揮し、幾度もチームを牽引しました。プロ入り後の年俸は、チームへの貢献度や成績に比例して着実に上昇。2023年にはセントラル・リーグの最多奪三振のタイトルを獲得するなどキャリアハイを叩き出し、球団の主軸として名実ともに球界を代表する左腕へと成長を遂げました。このNPBでの確かな実績と「投げる哲学者」と称される高いメンタリティが、のちにMLBでの超大型契約を引き寄せる最大の原動力となります。
MLBシカゴ・カブス移籍:4年総額5,300万ドルの契約詳細
2023年オフにポスティングシステムを利用してMLBのシカゴ・カブスへ移籍を果たした今永昇太選手。その契約内容は、当時の野球ファンやメディアの間で大きな話題となりました。報道等で知られる基本契約は「4年総額5,300万ドル(サインボーナス100万ドル含む)」という破格の条件でした。
特筆すべきは、その契約構造の複雑さと柔軟性です。単なる固定給だけでなく、選手側のプレイヤーオプションや球団側のクラブオプション、さらにサイ・ヤング賞の投票順位に応じた昇給(エスカレーター条項)が組み込まれていました。例えば、ルーキーイヤーとなった2024年シーズンには、サイ・ヤング賞投票で5位に選出されたことにより、契約に基づきボーナス(25万ドル)を獲得するなど、実力でさらなる報酬を掴み取る仕組みとなっていました。
今永昇太選手のNPBからMLBに至る年俸推移一覧
ここまでのプロ生活における年俸の変遷を、分かりやすく一覧表で整理します。NPB時代からメジャー移籍後の急激なスケールアップの過程が一目で確認できます。
| 時期・年度 | 所属球団 | 推定年俸(目安) | 主な出来事・トピックス |
|---|---|---|---|
| 2016年〜2018年 | 横浜DeNAベイスターズ | 1,500万円〜約7,000万円 | ドラフト1位入団、先発ローテーション定着 |
| 2019年〜2021年 | 横浜DeNAベイスターズ | 約6,700万円〜約1億円 | 主力先発として稼働、日本代表(プレミア12)でも活躍 |
| 2022年〜2023年 | 横浜DeNAベイスターズ | 約1.4億円〜約1.5億円 | WBC優勝に貢献、2023年は最多奪三振タイトルを獲得 |
| 2024年 | シカゴ・カブス | 900万ドル(約13.5億円) | MLB挑戦1年目、オールスター選出&サイ・ヤング賞投票5位 |
| 2025年 | シカゴ・カブス | 1,325万ドル(約20億円前後) | 圧倒的な投球を継続、チームの主軸としてフル回転 |
| 2026年最新 | シカゴ・カブス | 2,202万5,000ドル(約34億円) | クオリファイング・オファー(QO)受諾により単年契約 |
2026年最新動向:クオリファイング・オファー(QO)受諾の背景
カブスでの目覚ましい活躍を続けた今永昇太選手を巡っては、契約のオプションをめぐる動きが注目を集めていました。その後、球団側から提示されたクオリファイング・オファー(QO)を選手側が受諾し、2026年シーズンは年俸2,202万5,000ドル(約34億円)の1年契約でカブスに残留することが正式に発表されました。
このQO受諾は、単なる金銭面だけでなく、メジャーでの市場価値や今後のキャリアパスを見据えた極めて戦略的な選択として評価されています。シーズンを通して先発ローテーションの中心を守り抜き、チームの勝利に貢献したことで、名実ともにメジャー屈指の左腕としてのブランドを完全に確立しました。
【今永昇太年俸】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:今永昇太選手の2026年現在の年俸はいくらですか?
A1:カブスが提示したクオリファイング・オファー(QO)を受諾したため、2026年シーズンの年俸は2,202万5,000ドル(日本円換算で約34億円)となっています。
Q2:カブスとの最初の契約総額はどれくらいでしたか?
A2:2024年1月に結んだ当初の契約は4年総額5,300万ドル(約80億円規模、最大5年8,500万ドルのオプション付き)であり、日本選手の渡米時として非常に高水準な大型契約となりました。
Q3:DeNA時代からメジャーにかけて、年俸はどのくらい跳ね上がりましたか?
A3:DeNA最終年の推定年俸約1.5億円から、カブス移籍1年目で約13.5億円(900万ドル)に跳ね上がり、さらに2026年には約34億円規模に到達するなど、圧倒的なパフォーマンスに比例して飛躍的な上昇を遂げています。
まとめ:今後の動向と「投げる哲学者」の市場価値
横浜DeNAベイスターズでの堅実なステップアップを経て、MLBシカゴ・カブスへと舞台を移した今永昇太選手。その年俸推移と契約詳細は、単なる「高額報酬の獲得」にとどまらず、彼の卓越したピッチング技術、データに基づく自己分析力、そして勝負強さがメジャーの舞台でも完全に通用することを証明し続けています。
契約の節目やオプション行使を重ねるたびに市場価値を高め、名実ともに世界最高峰の舞台でエース級の評価をつかみ取った今永選手。一球一球にこだわるその姿勢と知性的なアプローチが、今後どのような新たな歴史を刻んでいくのか、世界中の野球ファンとメディアからの熱い視線が注がれています。
Sources:
1. 【2025年版】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング11位 —
2. 今永昇太の年俸 Shota Imanaga —
3. 今永昇太選手の年俸と成績の推移-カブス - 年俸ドットコム —